再記憶で更新・強化される

記憶の減衰と強化

記憶を思い出して再固定化することで記憶が強化されます。つまり反復で学習効果が高まる。
また同じ一時間勉強するのなら連続して一気にやるよりも、 10分間ずっ小分けにして覚える方が効果的という経験則がある。 その場合、記憶を解体・再構築する負担が小さく、強化の回数が多くなる。

学習効果と長期増強(LTP)

長期増強は、活動がなくなっても強化シナプスが長期間にわたって残ることを指す(図で太い線)。
強いシナプス結合でつながってれば、特定のニューロンが活動した途端に記憶を想起できる。
学習という外力がなくなった後、シナプス強化がどれだけ長持ちするかが学習効果。
学習効果は長期増強(long term potentiation)の結果。

記憶の再固定化

学習を重ねる過程で知識は常に軌道修正を受け、既成概念が再定義されます。
この時記憶は一旦解体されて不安定化した後、再構築される事がわかっています。
建物のようにリフォームするのではなく、一度作ったものを壊して作り直します。
その効用は何か。

記憶のアップデート

これは既成概念の再定義に当たります。 新しい情報が入って来ると関連事項へヒモ付けされます。
また前提が変わって記憶が不安定化し、古い枠組みで収まらなくなります。
不安定になった後、再固定化のプロセスに入って記憶が更新されます。
この際、新しい記憶が別の関連記憶と連合しています。

復習効果 - 記憶の超回復

復習後の記憶は初回学習の記憶よりも長持ちする。二回目以降の記憶は忘却速度が小さくなり定着率も上がる。 つまり記憶の痕跡は復習により超回復を果たす。繰り返すことの意味はそこにある。
語学は継続が大前提だが、適度に学習を繰り返さなければ意味が無い。