事実を組み込むとデマは強固になる

プロパガンダ(propaganda)

次の三段階により人々を効果的・長期的に洗脳することができる(*)。
  1. 情報統制(マスコミ手段の独占)
  2. 回路形成(思考停止)
  3. 制度化(権威づけ)
* Paul F. Lazarsfeld and Robert K. Merton の理論。『歴史とプロパガンダ』を元に編集。

情報統制(マスコミ手段の独占)

放送局や新聞などのメディアを支配することにより言語空間を一つの色で染める。
あるイデオロギーを肯定する情報だけが流れ、否定する情報が流れない状況を作る。
特定のプロパガンダだけが流れ、カウンター・プロパガンダは常に検閲で排除される。

回路形成(思考停止)

ある事象について最初に情報を与えると受ける側に固定観念ができる。
思考停止し、その後にその情報に反する情報を何度送っても受け付けなくなる。

確証バイアス (confirmation bias)

思考が特定の確証に支配されると客観的な判断ができなくなること。認知心理学の用語。
仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向。 その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちである。⇦ウィキペディア

制度化(権威づけ)

前記の二段階を実施すれば短期的には洗脳に効果的でもやがて消失する。
これを永続化するには機関や制度を作り教育機関にイデオロギーの信奉者を送り込む。
反抗的な者は公職追放され、信奉者はオピニオン・リーダーとして確固たる権威をもつ。