基本系列(西語)
活用形の基準となる縦系列。直説法[現在/点過去]・[一/三]人称・単数(yo/él)の領域。
él 列は活用形全体の基準となる。yo 列は独自に強変化する他、接続法の活用形に影響する。
[線過去/未来]・一人称・単数を更に加えた領域は全活用形の基準となる(基本領域)。
基本領域と連想領域
| yo | tú | él |
nosotros | vosotros | ellos |
現在 | estoy | estás | está |
estamos | estáis | están |
点過去 | estuve | estuviste | estuvo |
estuvimos | estuvisteis | estuvieron |
線過去 | estaba | estabas | estaba |
estábamos | estabais | estaban |
未来 | estaré | estarás | estará |
estaremos | estaréis | estarán |
基本系列は強変化
不規則動詞の基本系列は強変化するから暗誦して覚える(オレンジ文字色)。
それ以外の基本領域は規則変化する。連想領域は基本領域を基準として規則変化する。
英語の場合は三単現を注意すれば足りますが、西語の場合は時制毎に大きく違います。
多様性に筋を通す
不規則動詞は活用形の変位が大きく一体感がないから解読に困難が有る。
そのため横系列を覚える他に、それらを束ねる背骨が必要になります。
⇨ 活用定位
基本系列と背骨
まず肋骨を形成し、次に背骨で統括します。肋骨とは同じ時制の横系列(人称変化)。
時制毎に直接法・単数の各系列(現在、過去)を yo 列から右に覚える。
él列(直接法・三人称・単数)を上から下へ暗誦する(現在、過去、未来)。
- 現在(横): estoy estás está;
- 過去(横): estuve estuviste estuvo;
- 背骨(縦): está estuvo estaba estará ※背骨⇔時制の横系列 相互変換可能。
定位の骨格
基本系列
直接法・単数領域・[現在/過去]を動詞活用のベース(基本系列)と位置づける。
基本系列内の活用形は規則の枠外だが、同じ時制の複数人称の活用形は自動的に決まる。
基本領域を覚えれば(基本系列と背骨)それ以外は規則で自動的に決まる。
⇨ 基本系列
相関系列
基本系列の一人称は接続法の各時制と飛び地の系列を構成している(現在形・過去形)。
強変化の直接法(yo)・現在/過去は接続法の現在/線過去の活用形と語幹を共有する。