お気楽に依存しすぎない

音声教材

お気楽な聞き流し系教材は、耳から覚えるという習慣の力を利用するから魅力がある。
短い基本例文は音声教材で覚えるのに好都合だから、吸収率は絶大です。
音声教材は出直し組にとって有効でないと思いますが、入門者には一押しです。

音声教材の役目

耳から覚える聞き流し効果も有るが覚えるために音声教材に頼るのは無理が有ります。
「全ての学習を音声から」は非効率。音声教材は「正しい発音を覚える」為と割り切ろう。

音声教材の学習効率

但し希薄化問題を論じないまま個別の教材の良し悪しや学習方針を論じられません。
音声教材の学習効率は使い始めが最大で、使うほどに低下していきます。
つまり学習対象の比率に正比例し、希薄化が進むと大きく低下します。

ビギナーズラック - 入門者にはおすすめ

入門者は元が空白だから音声教材は全てが学習対象で、聞き流しに無駄がない。
一方やり直し組は元々少し出来るから、音声教材はすぐに陳腐化し、レベルアップに苦戦する。

ユーザのレベル

初歩的な英語も話せなかった人がこれを使って少し話せるようにもなります。
発話力が10%上がれば全く話せない人にとって飛躍的な進歩だが(発話力 0% ⇒ 10%)、
同じく10%上けるのでも中級者にとっては容易でない(発話力 50% ⇒ 60%)。
聞き流し系は効果が二極化するから評価も二極化する。

音声教材とTTS

覚えにくい例文を耳から覚えるのは理想です。しかし音声教材はそれができない。
職人は「スピード○○○ング」を使うよりTTSが総合的にずっといいと思います。
聞き流しの問題は選択的に聞けないこと。TTSはその欠点を解決する。 ⇨ 教材の増殖音声装置
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