厭戦気分
何をやっても手応えがなく、他に打つ手なし。
際限の無い戦(いくさ)は兵士の戦意を喪失させる。際限の無さは語学の大敵。
英語教材はエンドレス
以下のように英語ビジネスはあきらめの悪い日本人を誘惑する。
「聞き流すだけで…」
「忙しい方のための…」さらには
「60代からの英語 暗記に頼らず英語上達」というすごい物も!
そして人は一念発起して高価な教材セットを買い込み英語に再挑戦する。
ところが普通にやれば語学は無限です。不屈の精神も当然疲れる。
時間無制限という前提で無原則に学習を続けても、語学は終わりません。
一念発起する度に教材だけ増えて気が重くなる。ここに問題の根源があります。
挫折要因はエンドレス感
埋蔵効果と
グレーゾーン化は従来型の語学教材が内包する共通の挫折要因となる。
人は達成感を求めて語学をやっている。達成感の代わりに教材が増えるのでは本末転倒。
センテンスの習熟度を知らないと練習できないが、それを見分けるのは楽な作業でない。
希薄な教材は練習対象外テキストで満ちているので、それがいわば疲労物質として作用する。
不屈の精神も当然疲れる