グレーゾーン
教材に習得レベル不明テキストが混在する領域。習得済と未習得が不分明。
⇨ 混在問題
理解語彙と使用語彙(passive vocabulary, active vocabulary)が未分化の状態。
発話の自己判定
学校以来の入力志向語学は達成度がわからず見通しもたたない。
これは習得したようで実際にはしていないというグレーな状態です。
⇨ 習得の盲点
発話レベル未満
入力資産(埋蔵金)の持ち方が混乱していて使えない。
通常の学習を積めばテキストを理解できるようになるが真の習得レベルが判りません。
速読レベルまでは自己判定できるが、発話の機会がないと発話レベルまで達しない。
自発行動を通して発話回路に乗せると発話レベルになる。
⇨ 順路逆走
弱点が判らない
グレーゾーン過多の教材を使うと語学は毎回ローラー作戦になる。
インプット資産の習得レベルを見える化しないと隷属語学に陥ります。
フレーズの習得レベルは外見で判らず、学習の進行と共に消化不良テキストが拡大する。
エンドレス感と挫折圧力
グレーなテキストは未決囚のようで、次に何をすればよいかわからず放置されます。
すると未消化教材が際限なく増え語学はエンドレスに。
- テキスト全体に理解できるが実用レベルにない。
- 教材の内容をどの程度習得したかが分からない。
- 教材のうち、練習対象が一見して分からない。