知っているけど話せない

Keywords

入力志向 | 発話志向 | 双方向型
背景知識
臨界期仮説 

インプット仮説(Input Hypothesis)

Krashen の第二言語習得理論(SLA)。 ⇨ 多読・多聴
言語習得はインプット (聞くこと、読むこと) によって起こるという考え方。
発話による伝達能力は、聴覚による理解の能力に続いて自然に発達してくるものと考える。
聞いて理解するプロセスで聴解能力が発話能力に転移する。

理解可能なインプット (comprehensible input)

自然な言語習得プロセスとして、現状の言語能力の範囲内で理解可能なインプットを与える。学習者は言語の意味と形式をリアルタイムで理解することができる。
言語能力と言語外情報を元に、現在のレベルより少し上位のインプットを理解する。
現在のレベル i ⇨ i + 1(成長)

幼児がある日突然話す

発話は記憶や練習の結果習得するようになるのではなく、聞いて理解する経験の積み重ねで強化されてくる。 幼児は第一言語を話し始める前の一定の期間、周囲の大人が話す言葉を聞いているだけの時期があるが、 この時期に、聞いて理解する能力が育成されている。

インプット仮説と自動化モデル

文の理解(インプット)が意味記憶を形成し、発話行動(アウトプット)が手続き記憶を形成する。第二言語習得理論ではこの2つを共に有効な対極として、その中間に習得最適条件を探っているようです。 input hypothesis; automatization model ⇨ パターン練習 

当事者のリハーサル効果 - テレビは他人事

第二言語で反応する必要性がない環境では「受容バイリンガル」になる。
テレビを幼児に見せると聴解能力は身に付くが、発話能力は身に付かないそうです。
(意識的・無意識的)反応を返す環境で幼児は総合的に優勢言語を習得する。 ⇨ 背景知識
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