失敗は究極の当事者体験

Keywords

単独発話 | 構文演習 | 逆走過程

背景知識 background knowledge

ある状況や問題を理解するための本質的な情報。
インプットを理解するには背景知識が必要。当事者体験の大前提。
ある分野の知識がないと理解できない文章は背景知識の端的な例です。

当事者体験

背景知識が強いと当事者としてその場の一員になる。
語学研修の効用は背景知識を共有して自分事として反応すること。
背景知識と状況判断が働く時記憶に残る。これが弱いとただ通り過ぎる。 ⇨ 聞き流し系
理解可能という前提があればインプットは言語習得に有効です。 ⇨ インプット仮説

文脈の中

意味が確定しない例文は背景知識が弱いから発話レベルにならない。
単語を覚える時は例文で覚える。しかし例文単体では使用状況不明な場合がある。
この場合、例文は前後の文脈を知ることで初めて意味が確定します。 ⇨ 現地調査

理解可能なインプット Comprehensible Input

背景知識により「自分のレベルより少しだけ高いレベル」が理解可能範囲になります。
すでに聴き取れる教材を聴いても効果なし。一方で高難度の教材を聴くのも非効率です。
自分の能力で8割は理解でき、あとの2割をなんとか補完できるという難度が理想。

当事者体験で覚える

現場で当事者体験を積むと習得が早いのは誰でも経験上知っている。
語学の当事者体験は、語学研修で対話し、失敗を通して外国語を習得することだ。
失敗誘導装置は有効な発話練習法になる。 ⇨ 失敗体験
背景知識 | 現地調査 | 予行演習 | 想起訓練 | 瞬間◯作文 | 補完◯作文