方向性なしでは練習できない

方向定位

外語作文における状況認知,見当識。
適切な注釈により初めて構文の方向づけができる。和文英訳は練習できない。
方向定位が単独発話を可能にします。 ⇨ 自動ヒント

方向性を確保

外国語の練習といえば和文英訳、英会話レッスンなどを最初に思いつく。
自主トレでアウトプットをやろうとすれば対話相手に代わる発話契機が問題になる。
練習の要点は反復。練習とは状況に対して1対1対応を繰り返すこと。 ⇨ 復元トライ

答えの誘導

英作文の練習法を考えます。練習とは繰り返すこと。しかし答えも形も未定では繰り返せない。
答えを知ってはだめだが、一意に方向づける与条件が発話練習の前提になる。
構造は判って答えが未定であれば練習可能レベルになる。結論。徒手で自主トレは無理。

方向性と一意性

ターゲットの輪郭も決まらずに発話を練習するのは盲滅法に発砲するようなもの。
外語作文の条件は和文がなるべく変換先英文と等価の関係にあること。
そのためには対訳の精度を上げるか、原文を方向づけるヒントをつけ加えるかが必要。
だから逆変換用の対訳を用意するのは大変手間のかかる作業です。 ⇨ 多義性問題

輪郭という触媒

発話は直訳可能単位で変換されるから、可能な練習は逆変換ではなく文脈と輪郭からの復元です。
用例互換が低いとあらゆる練習が困難になります。
単語の意味範囲が違うから単語も文も対応関係は常に多対多。母語からの逆変換ができない。
英作文は単に対訳があってもできず、適度なヒントが必要。強すぎてもダメ。
適度なヒントは想起の反応性を高め、英作文の負荷を下げて効率化します(他の言語でも同様)。
一文等価 | 1:N対応問題 | 方向定位 | 理想の対訳 |