構造違い対策は用例コア

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用例互換

母語と外語間に単語レベルで用例幅に互換性があること。
最小互換単位が1単語だと逐語訳(直訳)が可能になる(究極の近縁言語)。⇨方言
①単語が似ている ②言語構造が同じ ③単語の意味範囲が同じである程、習得しやすい。

最小互換単位

別系統の言語間では最小互換単位が大きくなり外語作文の負荷が高くなる。
単語レベル互換性のない言語で話す場合、最小互換単位で習得すれば発話パーツ化しやすい。
  • 用例必須:'put'は単語の意味範囲が母語と違うから、直訳不能。
  • 用例必須:言語構造の違いに由来する構文の違いが生じ、直訳不能。
  • 直訳可能

    直訳可能な外国語は母語の方言のような言語。練習しやすく習得しやすい。
    直訳可能な外国語は単語置き換えで意味が通じる。機械翻訳は実用レベルに達している。
    発話習得の大半は文言の変換テーブル構築。直訳できればそれが一番の近道になる。
  • 用例不要:「犬」「海」はどの言語でも意味範囲が大体同じ。単語で直訳可能
  • ケース1:構造違い「念のため」

    言語の固有表現は直訳不能だから発話自由度に影響する。⇨練習で解決する。 基本パーツを反射的に取り出して、その場で組み合わせるのが会話です。
    Take this just in case (you need it). 念の為持って行け。
    In case it should rain, you had better take your umbrella.
      雨が降るといけないから, 傘を持って行った方がいい。
    

    習得の難易度

    単語レベルで直訳可能になり対訳本で対訳から逆変換の練習が可能。
    一般に外国語は言語構造と単語の意味範囲が大きく違い、直訳できない。
    その結果、外国語翻訳には構造変換を伴う高度な単語選び過程が含まれ高負荷になる。
    母語の方言は用例互換性が高いため学習しやすい。遠縁の外国語は用例互換性が低い。

    異次元体験

    未知の言語を解読するにはまず構成要素の分析が必要。
    ヒエログリフ解読の鍵は基本要素にある。現役の言語ならば基本要素を調べられる。
    だから、先に基本要素を知れば未知の外国語が急展開する過程を体験できます。
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