エキストラ
主役の状況を規定する端役、脇役。主役の発話を方向づける。
⇨ 自動ヒント
一般に穴埋め問題の役目は文脈で方向性を規定しながら肝心な部分を隠蔽すること。
この役目を踏まえれば穴埋め問題を作るさいの方針が自ずと決まります。
自動ヒントの原理
テキスト中の基本語とその他を自動的に区別して背景色変更または伏字にする。
ここで「基本語」とは、語法が解りやすく学習者が迷わないと思われる語を指す。
馴染みのある輪郭要素(常用語)を登録して置いて、それ以外を目隠しすることで実現している。
エッセンスとエキストラ
一般の英文はまるごと練習する必要はなく、文中の弱点の練習で足りる。
それ以外の部分はエキストラ。但しエキストラは発話の開始点として利用価値がある。
つまりアウトプット初期条件として表示すれば、原文復元を的確に方向付けます。
エキストラを与条件に
ターゲット文全体を復元する必要はないから、練習対象部分以外(エキストラ)を与条件として利用します。
エキストラを与条件とすれば(輪郭表示、チラ見前提)、方向性が決まります。
- クリックすると隠蔽レベルが切りかわる(表示トグル、ヒント⇔原文)。
- 平文をフィルターにかけて輪郭部分を残す(ヒント表示)
- 逆変換
- 母語→外語変換(逆変換)。これをクリアすれば確実に話せる。
⇨ 逆変換
- 構文演習
- 母語→外語変換(復元)。これをクリアすれば大部分話せるが、一部はヒントに依存する。
⇨ 構文演習
方向定位により順路逆走が可能になる