想起訓練
単語選び(脳内検索)練習により発話パーツを身につける。作文ではなく単語復元。
記憶、減衰、想起、失敗、再記憶のサイクルで記憶が更新・強化される。
記憶は想起すると定着する。聞き流しなど仕込み偏重型語学は想起しないから話せない。
忘却と再記憶
反復回数が記憶の定着率と大きな関係があることが明らか。また同じ回数の場合、
集中するより分散するほうが定着率がずっと高くなることが知られています。
復習の時期には費用対効果の大きな差がある。記憶の最重要な要素は思い返し回数。
エビングハウスの忘却曲線
熱湯の温度は時間とともに低下して最終的にただの水になる。記憶は次第に消失する。
しかし忘れかけたころに復習することで記憶は強固になり、ついに定着するようになる。
忘却する記憶
現在100%の記憶は、
20 分後42%忘却し、58%覚えていた。
1 時間後56%忘却し、44%覚えていた。
1 日後74%忘却し、26%覚えていた。
1 週間後77%忘却し、23%覚えていた。
覚えた記憶が30%程度まで低下した時期の復習が効率的。
思い返し回数
オウム返しは単なる反復ですが、時期をずらすと記憶が薄れ思い返しが必要になります。
思い返し回数こそが記憶の定着に最も重要な要素であることが実験から実証されています。
だから記憶のコツは、適度の忘却と再記憶であると言えます。
⇨ 入力資産
⇨ 間隔効果