構文演習
想起訓練によるパターン練習。
練習負荷を下げ要部分の復元に集中することでターゲット原文を習得する。
言語構造の違いを乗り越えるために構文演習を通して文の骨格を形成する。
構文の違い
「念の為」を表す固有表現はどの言語にも有るが、構文の違いがあると覚えにくい。
そんな場合は構文演習が有効です。強ヒントによる復元トライ。
Call Tom just in case (he forgets the meeting).
念の為トムに電話して(ミーティングを忘れているかもしれないから)。
言語系列の遠近
言語構造が近い言語は直訳できる割合が多いため始めから発話自由度が高く、
遠い言語は直訳できない割合が多いため、練習を通して発話自由度を高める。
⇨ 習得実験
分散している多くの孤立点が次第に線でつながり最初の発話自由度を体験する。
さらに続けると線同士が機能的に連携しあって遂には文の骨格になる。⇨ 用例互換
実例と類推
文法体型を構造体に位置づけることで言語の解釈が可能になるように、
用法体型を構造体に位置づけることで発話自由度が高まります。
⇨ 構文演習
用例の構造化は言語構造の違いを越えて言語の運用力を強化します。
⇨ 用例互換
自主トレの本命
訓練を通じて日用語彙の用例幅を習得し言語の違いを克服します。
機械的な練習により新しい習慣を形成し、発話の自動化を目指します。
③ 発音や文型の反復練習
④ 文の一部を変化させる練習
⑤ 質問に対して適切な答をする練習
ただ問題は、機械的な練習だから面白くないこと。しかし練習の本質は自発行動にあります
近年は伝達アプローチにシフトしつつありますが練習素材さえあれば自主トレに最適です。
軽めの想起訓練でプチ失敗体験を重ねる