記号の想起ルートは細い一本道

Keywords

双方向型 | 発話回路 |

言語転移 language transfer

母語の習慣が第二言語の習得にさまざま影響を与える(発音、単語、文法など)こと。
例えれば、近縁言語は自前のOSで扱うことができる。遠いと別のOSが必要。
対象言語に正と負の影響がある。 ⇨ 文の骨格

母語による干渉

母語話者は幼いときから無数の文や表現を聞いて、「正常な言い方」を身につけている。
第二言語学習においても、インプット情報から多くを身につけることができる。
多量のインプット(聞いたり読んだり)から文の適否がわかるようになる。
その絶対量が少ないと母語による干渉(負の転移)が大きい。

近縁言語のパーツ互換性

母語と外語の間で用例互換が高いと正の転移になり、低いと負の転移になる。 ⇨ 順路逆走
同系統の言語同士は機械翻訳の精度が高い、作文がしやすい、習得しやすい。
韓日対訳本をそのまま使って発話の自主トレができる。単に対訳から逐次逆変換すれば練習できる。

日本人の得意な外国語

用例互換が高い程逆走条件が多く揃う。
韓国語の単語と文法の知識があれば直訳でもある程度話すことが出来る(韓作文が可能)。
日本人は大方の外国語能力で西洋人に歯が立たないが、韓国語においては例外的に逆転している。 言語構造が似ているだけでなく、共通の語彙が多いから(漢語)。 その証拠に、例として、機械翻訳の韓日翻訳精度もおおむね良好だ(正書法で入力が前提)。
発話回路 | 言語転移 | 文の骨格 | 予測文法 | 自動化モデル