直訳不能なら練習必須

Keywords

逆走条件 | 直訳可能ケース
用例互換

論理表現

近縁関係にある言語どうしは単語レベルで直訳すれば大体意味が通じる文に変換できる。
直訳可能な言語では単語を論理的に組立てることで発話自由度が一気に拡大する。

直訳可能ケース

「英語を話す」「歌を歌う」のような文は直訳可能。単語と文法で自動的に決まる。
近縁言語間では文の骨格と単語の意味範囲がよく一致する結果、直訳可能な割合が大きい。

単語レベル

内容語だけで構成される文は単語レベルの相互変換で大体外国語を組み立てられる。
構文の違いを考慮する必要がないなら作文は簡単だから作文のための練習は要らない。
基本構文が同じなら単語より大きい語句レベルでも直訳の範囲であり覚えやすい。 ⇨ 用例互換
It has become much colder. ずっと寒くなってきた。(ほぼ直訳)

固有表現

しかし言語構造の違いが基本構文の違いに現れる外国語は、直訳できない。
直訳できなくなると発話自由度が低下するから練習する。 ⇨ 固有表現
基本構文が同じなら練習しやすいが、違うと習しにくくなる。
I saw he really meant business. 彼が本気だと私はわかった。(用例幅の範囲)
he have a good command of English. 彼は英語を自由に使えます。(基本構文違い)
直訳不能ケースは練習困難
論理表現 | 固有表現 | 直訳不能 | 慣用表現