ローラー作戦
無方針、無差別、悪平等の語学形態。応力集中方式語学の対極。
語学はなるべく多く読みこなすのがいいという考え方があります。
⇨ 多読・多聴
しかし無差別に読むと焦点がボケる。つまり費やす時間の割に学習密度が低い。
悪平等は難民コース
やってきた語学の結果に応じて方針転換が必要です。
⇨ 接触頻度
語学は本来的にローラー作戦。これを離れ応力集中型へ近づく方策が語学方法論。
時間無制限の盲点
聞き流し系の学習はお気楽で、時間を有効活用しているような気がします。
しかしお気楽の正体は無差別ローラー作戦であり、習い事の自殺行為です。
弱点を選択的に扱ってこそ有効なツール。それは学習密度、手応えの根源です。
ローラー作戦で完全消化を目指すのはエンドレス語学。
⇨ 習得管理
音声教材は常にローラー作戦
リニアな音声教材では接触頻度を管理できないため、すぐに埋蔵効果が進みます。
非効率学習は音声教材の宿命。過度の依存は「学習」という名の不毛な苦行に陥るでしょう。
もともと覚えやすいフレーズ
「耳から覚える効果は貴重ではないか?」
効果は確かに在る。しかし事実はもともと覚えやすいフレーズしか覚えられません。
これはローラー作戦の大事な盲点で、使ってみれば誰でも気づく事実。
自分で読んだ方が早い
本当は未消化部分だけ聞きたいが、大半は要らないものばかり聞かされることに。
この問題は語られることがありませんが「楽だけど非効率」が真相でしょう。
⇨ 断片化
⇨ カッパドキア問題