表現語彙(使用語彙)
発話レベルまで習熟した語彙。自力で想起できる。反意語は理解語彙。
読解可能な語彙は理解語彙。発話可能な語彙は表現語彙。習得レベルが違う。
常用語を表現語彙にする
ここで練習対象の基準は常用性。語彙を無差別にアウトプットしてはいけない。
つまり理解語彙と表現語彙(passive vocabulary and active vocabulary)を区別する。
常用語は発話レベルが必要。それ以外は受動レベルで解ればよい。
⇨ グレーゾーン
話す語学は方向が違う
使用語彙は習得する前に例文の集約に手間をかける。
⇨ 不拡大方針
理解語彙は拡大方針だから、その連想につられても使用語彙も拡大したい気分がある。
しかし発話とは自分の持ち駒を使い回すこと。発話は語彙力ではなく発話パーツです。
使用語彙100語の世界
元々、自分の発話は言語空間に有る無数の慣用表現の中のほんの一部分です。
日本語を母語とする成人の理解語彙は 46000 語、使用語彙はその 1/3 だそうです。
日用語彙に限ればせいぜい数百語でしょう。持ち駒100語だけでも発話自由度は絶大です。
発話パーツを区別
映画の字幕には日用語彙も多いが、自分の発話頻度とかけ離れた表現の方が多い。
しかし字幕は外見上全て同列に表示されるので発話要素を発掘し検索タグをつける。
結果的に理解語彙として分類されるのは二割程度、自分の新しい使用語彙候補は一割程度。
入力資産も発話要素を区別して練習対象とする。
埋蔵金は発掘しないと使えない(理解語彙)