言語の土台
水泳や自転車乗りの基本スキルに相当する言語行動の手続き記憶。
第一言語の土台:幼児期の言語回路。幼児の言語運用力。
第二言語の土台:身近な表現を自在に操る発話部品。
成長の土台(言語の骨格)
第二言語習得は誰でも苦労する。下手に続けても一生話せない。しかし、
幼児期に言語を身に着けた帰国子女は、十代前半で帰国してもネイティブ並の言語力に達する。
これは何を意味するか?幼児期の言語回路が言語習得の成否を決める。
つまり、「三つ子の魂百まで」の言語版を想起させる。
⇨ 臨界期仮説
二足歩行が目標
人類を成立させる大前提が二足歩行能力の獲得であるように、
幼児の言語習得初期段階では、基本語彙の用例を完全習得すると考えられる。
段階を踏んで…
人は段階を踏んで複雑な文章を作れるようになる。
「当たり前だ」と皆が言うが、話す練習は語学の最終段階だと思っている。
しかし人は本来、身近な発話部品を自分で使いながら言語の幅を広げる。
第二言語の土台
第一言語習得の土台が幼児期の言語回路なら、第二言語習得の土台は何か。
幼児期の言語回路に相当するもの。これを身近な表現の発話部品と読み替える。
初期の発話部品は言語成長の必須要素だと仮定してみる。
⇨ 発話先行
言語の骨格
発話部品は外国語を言語中枢に定着させ、言語の骨格、成長の土台になる。
骨太の構造体があればこそ筋肉も肥大する。言語は骨格を足場にして成長する。
イメージとしては、再生医療におけるバイオベース(組織再生の足場となる形成物)。
隗より始めよ(かいよりはじめよ)