英語多読
自分レベルの読本を読み、そこからほんの少しずつレベルを上げていく。
多数の段階別読本(graded reader)から自分レベルの教材を選ぶ。
英語多読方式は集約型でも粗放型でもない「薄層型語学」とも呼べる学習法。
多読三原則
無差別の多読方式は害が多いが、適切な読本を選ぶ場合は逆に有効な方法になります。
多読三原則:①辞書を捨てる。②分からないところは飛ばす。③合わない本は投げる。
段階別読本(graded reader)を使い7~9割の理解度で、英語は英語のまま理解する。
自分レベルの読本を使うこの多読法はインプット仮説の一実践方式。
多読の効能
「僕は多読多聴のおかげでTOEICで900点オーバーの点数を特に対策することなしに達成することができました」
という記事を見た。類まれな収容能力の持ち主なら可能でしょう。。。
自分レベルの教材
無闇に多読するのではなく、段階別読本から自分レベルの教材を選ぶ点が違います。
本文全体が難なく読める速読レベルであるために消化不良を免れる。
その結果、用例を確実に習得できるから発話にも有効と思われます。
一番の問題は、読みたい内容と自分レベルが一致しにくいこと。⇨単独では無理
運用力:パーツを使いまわす
米語 6th Grade(小6)レベル読本は多くの人がスラスラ読めるし発話にも間に合う。
速読レベルにある例文は少しの練習で発話レベルまで習得できる。容易に手が届く。
だから米国小6レベルを発話の目標にし、この範囲で語彙を操れば無駄がない。
その心は、発話にとって非汎用性の慣用表現は意識的に除外する。
⇨ 発話特区
聞き取り
多読の成果として聞き取りが上達したという人がいます。聴解力を養うための近道は、
聞き流し系よりも多読である可能性があります。
⇨ 予測文法(認知の先読み)
再記憶を通して記憶は強化される