身近な表現
日常の言語行動に間に合う身近で不可欠な表現。日用語彙の用例。
自分が話す範囲内で必須の言語運用力。必要最小限の発話パーツ。
言語パズルの中における言語回路の構成要素。
⇨ 表現語彙
身近すぎる表現は言えない
身近な発話は迷う暇がない。「舌を出す」、「ソースをかける」を英語で言えますか?
増して直訳不能表現は知らない時点でアウトだ。無条件で用例本位の練習が必要です。
「うまく言えない」は人レベルですが「言い方を知らない」は猿レベル。
ごく単純なことを言いたいのに、どの単語を使うのか思いつかない。
⇨ 習得の盲点
言語の土台
迷いのない言語回路は意思を外国語に自動変換する。「言語中枢で話す」
しかし実態は頼りない変換テーブルに頼って迷いながら双方向に変換している。
文の骨格が欠落している状態は骨粗鬆症に似ています。
⇨ 単語選び
分別してくれ
発話無能とはどんな状態か?自分の実感では言語の基層部分の欠如だと思う。
どんな方法でも徐々にピースは埋まるが、使いながら増やすことに意味がある。
脱無差別級
既定路線の語学には優先順位がない。
⇨ 合目的性
世の中の語学教材は発話向け語彙と発話不向き語彙が混在している。
人は新しい表現を見るたびに動揺し惑わされ、発話に目覚める余力なし。
理解語彙も必要だが過剰な理解語彙が発話有効成分を隠蔽してしまう。
⇨ 空中戦(健常者妄想)
「過猶不及」過ぎたるは猶及ばざるが如し