適正規模
発話閾値に達する練習対象の最小サイズ。丸覚え可能想定。
練習対象への接触頻度を確保するために練習対象が適正規模であることが必要。
⇨ 有効濃度
帯に短し襷に長し
中途半端で役に立たないことのたとえ。帯(おび)、襷(たすき)。
網羅的な教材は発話教材にとって、多すぎる分量が問題になる。
用例数 5000以上だと規模が大きすぎ。用例パタンが集約されていない。
十分に軽量化(最適化)された練習対象は丸覚え可能サイズに収まる想定。
発話第一水準の規模感
出る順上位 1000 単語を基本単語(語彙第一水準)とします。※出る順データは多数存在
この範囲で必要最小限の用例コアを収集する場合の用例集を発話特区(発話第一水準)とする。
最小限の用例
全て習得する前提で日用語彙の用例幅を最小限網羅する。※最小公倍数方式
用例の理想は過不足なし。重複、無駄なし。発話有効性あり上等な表現なし。
発話第一水準の用例総数はおよそ 3500〜4500件程度と想定できる。
⇨ 発話用例集
最適化で適正規模
一定の範囲で過不足無い発話セットを想定できれば語学は単位制のプラグインになります。
発話第一水準の用例が最適化され習得された場合、発話自由度 50%を超えると予測できる。
4000件の用例で発話自由度 50%なら現実的で費用対効果もいい。だから適正規模と言える。
多読の盲点
多読で発話が向上しないのは何故か?新しい理解語彙に精根尽き果てるから。
多読では常に無数の理解語彙に付き合わされる。「百年河清を俟つ」間に人生終わり。
発話向け表現の習得には発話志向の語学が必要です。
⇨ 順路逆走